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[パリ 6日 ロイター]
フランス政府は、ロシアのプーチン大統領が提案したロシアと北大西洋条約機構(NATO)との共同ミサイル防衛システム構想を検討する意向すとともに、ミサイル防衛システムが軍備拡大競争を再発させる可能性に対しても改めて懸念を示した。
フランス外務省のFrancois Rivasseau報道官は記者団に対し、「プーチン大統領の提案の詳細を検討する」と述べた。
プーチン大統領は5日、ロシアと欧州各国、NATOによる共同ミサイル防衛システム構想を明らかにした。
ベドリヌ仏外相は、米本土ミサイル防衛(NMD)構想の根拠や、弾道弾迎撃ミサイル(ABM)制限条約の修正の正当性に疑問を示している。