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「葛西=大塚」新体制下での鉄道謀略・
フレームアップ攻撃に警戒せよ
JR東海に新幹線列車妨害の「脅迫状」
差出人は「墨子」―九三年列車妨害事件の犯行声明と同じ
五月二日付の「中日新聞」は、七年前の新幹線列車妨害事件の際と同じ「墨子」を
名のる者からの「脅迫状」がJR東海にたいして送りつけられていたことを、一面
トップでセンセーショナルに報道した。同紙によるならば、四月下旬に、JR名古屋
駅あてに新幹線列車妨害をほのめかし三億円の現金を要求する「脅迫状」が送りつけ
られたというのである。
さらに翌三日、こんどは「朝日新聞」が「脅迫状」の「全文を入手した」として、
その内容の一部を報道した。この「朝日」の報道によれば、「脅迫状」には九三年の
六月と八月の新幹線列車妨害事件の「犯行声明文」と同じ「墨子」という署名がしる
されていただけではなく、新聞紙に赤いペンで書くという同様の形式がとられてお
り、筆跡も似たものであるといわれている。つまり、「脅迫状」を送付した「犯人」
は、九三年の新幹線列車妨害事件との関連を押しだしているといえる。しかも加え
て、「脅迫状」では「関ヶ原・パイプレンチ・ジャッキ・商標削り取り」と、二年前
にひき起こされた新幹線ボルト抜き事件の「遺留品」とされているレンチとジャッキ
にも言及しているといわれる。
また「脅迫状」は「五億円献金してくれぬか・お前様いじめるのやめる」と現金を
要求してはいるものの、「携電・黒バッグ・万札1・3億円入れ5月1日ひる来てく
れ・残金は後日とする」と、犯人みずからが?分割払い?を要求するという奇妙なも
のである。受け渡し時刻も「ひる」という指定しかなく、「京都のホテルに持ってこ
い」として京都のホテルの電話番号がしるされていたことから、警察がそこを受け渡
し先とみて張り込んだが「不審人物は現れなかった」とされている。