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NTTドコモと電通は1日、携帯電話のインターネット接続サービス「iモード」を使って広告事業を行う共同出資会社、ディーツーコミュニケーションズ(本社東京)を設立したと発表した。「iモード」はコンテンツ(情報の内容)の豊富さから人気を集め、契約者が七百万人を突破。1日に500万人という利用者の多さから「広告メディアの対象となる」(立川敬二ドコモ社長)と判断した。
携帯電話のネット接続サービスを活用した広告事業は、DDIとIDOが博報堂などとの共同実験を終えて事業化を計画している。携帯電話が新たな広告媒体として浮上してきた。
新会社は「iモード」の画面に新たに「キャンペーン情報(仮称)」を作り、広告掲載企業を募集する。また、最新ゲーム情報など利用者が好みに応じて事前登録するジャンルごとに自動配信するサービスも計画している。
[時事通信社 2000年 6月 1日 20:21 ]