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回答先: 南北会談前に「中国カード」固めか 金総書記の訪中(朝日) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 6 月 01 日 12:06:36:
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記は31日まで中国を非公式に訪問し、江沢民国家主席(共産党総書記)と会談した。中国政府は1日、正式に発表する。金総書記の訪中は公表されている限り、党書記として非公式に訪問した1983年6月以来、17年ぶりで、総書記就任後の外国訪問は初めてとなる。12日から14日まで平壌で開かれる南北首脳会談を前に、両国首脳が意見交換をしたとみられる。金総書記が最初の外国訪問先として中国を選んだのは、北朝鮮が依然として中国との関係を重視していることを示しており、今後の中朝関係にも弾みがつくことになる。
中国共産党筋など複数の消息筋が明らかにした。金総書記は5月29日に列車で北京に到着し、30日に江主席と会談。31日には再び列車で北京を離れ、帰国の途についた。江主席との会談では、南北首脳会談や、北朝鮮への支援に関する秘密協定の期限切れに伴う新たな枠組みなど今後の中朝関係などが議題となったと見られる。しかし中国側は「南北会談は朝鮮半島内部の問題だ」(同党筋)としており、会談内容についてどの程度公表するかは、慎重に検討している模様だ。中国外務省筋も31日、「あす(6月1日)には発表があるかもしれない」と述べた。
中朝間では、92年に中国と韓国が国交を樹立し、94年に金日成主席が死去して以来、首脳間の往来が途絶えていた。昨年6月に北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長が訪中し、ハイレベル交流を回復。ほぼ1年を経過した5月、中国から李鵬・全国人民代表大会常務委員長の訪朝が取りざたされたが、「取りやめになった」との話が伝えられていた。
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