Tweet |
たしかいつだったかの選挙の時、「新井将敬チョーセン人」というびらを撒いていたのは慎ちゃんの秘書さんじゃなかったんでしょうか。
「お前のかーちゃんでべそ。」
「なんだとぉ、お前のとーちゃんインキン。」
「なんだぁ、でべそだからでべそって言ったんだぞぉ。」
「俺だってインキンだからインキンって言ったんだぞぉ。」
でも良く読むと、慎ちゃんの怒りの矛先はちょっと違ってますね。サ・ス・ガ。 (^^)
**************************************
2000.5.30(夕刊フジ)
慎太郎、四男名誉棄損で森首相を大批判
名誉棄損、自民党からの謝罪なし
「背後の巨悪な政治家たちに怒りと軽べつを禁じえない」−。東京都の石原慎太郎知事が、森喜朗首相をまたも痛烈に批判した。昨年4月の都知事選の際、四男の延啓(のぶひろ)氏(33)=写真=について、「オウムの準幹部だった」という事実無根の文書を有権者に送りつけ、名誉棄損の罪で29日に東京地裁で有罪判決を受けた自民党都連事務局長の秋葉信行被告(59)。自民党からの謝罪もないことから、石原知事の堪忍袋が切れた格好だ。
判決によると、秋葉被告は都知事選告示後、「石原氏の四男はオウムの準幹部だったが、第7サティアンで救出され保護、その後しばらくの間、強制入院させられていた」などという事実無根の文書を有権者ら計34人に郵送した。川口政明裁判官は「文書の配布は慎太郎候補の評判を落とし、明石康候補を当選させる目的で行われた。地下鉄サリン事件などを起こしたオウムとのかかわりをいわれなく取りざたされた被害者の精神的苦痛は大きい」と秋葉被告を断罪した。
判決後、秋葉被告は、傍聴席の延啓氏に頭を下げたが報道陣に対し、「まだやらなければいけないことがある。反省しながら頑張ります」と都連事務局長を続ける意志を明らかにした。
これに激怒したのが石原知事。「秋葉被告はむしろ事件の被害者の1人だったと思う。卑劣な政党犯罪としての選挙妨害が党官僚の1人にすぎぬ秋葉被告の権限、才覚で行われ得たと思わない」とコメント。都知事選の際、森首相が最高責任者の自民党幹事長であったことから、「秋葉被告を身代わりに仕立て、いわばおとりとしてあの犯罪行為の罪を免れようとした背後の巨悪な政治家たちに、改めて怒りと軽べつを禁じ得ない」とぶったぎった。
石原知事と森首相の関係はもともと良くない。福田赳夫元首相(故人)が結成した「清和会」(現・清和政策研究会)にともに所属していたが、2代目の安倍晋太郎会長選びで微妙な関係に。今月17日、首相官邸で開かれた「都市再生推進懇談会」で、冒頭のあいさつだけで退席した森首相に石原知事は、「肝心の総理がいなきゃしようがないよ」とあきれ、「(小渕首相を)継承したなら、話をきかなきゃダメだ。文章だけ読んでたんじゃ」とひとくさり。次第に怒りが募ったのか、「何考えてんだ。冗談じゃねぇよっ!」と石原知事も官邸を後にしたエピソードもある。
延啓氏は「父がいたときも(自民党を)支持してきたが、もう2度と入れることはない。兄(伸晃衆院議員)の場合は、応援するかどうか相談する」とバッサリ。石原知事も同じ心境に違いない。