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回答先: 外交文書〜吉田「老獪交渉」浮き彫りに(毎日新聞) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 5 月 29 日 10:54:47:
河野洋平外相は30日の記者会見で、沖縄返還をめぐる返還土地の原状回復補償費を日本政府が肩代わりする密約を裏付ける米公文書が見つかった問題について「歴代外相が密約は存在しないと繰り返し国会などで明言してきた。政府の立場は歴代外相が述べてきたことに尽きる」と述べ、改めて密約の存在を否定した。米公文書に当時の吉野文六・外務省アメリカ局長の署名があったことについては「吉野さんと直接話をし、これに該当する文書は日本側にはないことを確認した」と答えた。
河野外相は1975年11月、この密約の交渉経過を伝える公電の写しを持ち出した毎日新聞記者らが国家公務員法違反で有罪となった「外務省公電漏えい事件」の裁判で、弁護側証人として出廷し、報道の自由の大切さを証言した経緯がある。しかし、外相となった今、長年積み重ねられた「政府見解」を踏襲することになった。
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