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電子メールによる求職を装った新種の「履歴書(resume)」ウイルスが、米国で見つかった。米連邦捜査局(FBI)は26日、「履歴書――ジャネット・サイモンズ」というタイトルのメールを開かぬよう警告を出した。米国の企業などに送られてきたが、対応が早かったため、大きな被害は出ていない。
昨年3月に猛威をふるったウイルス「メリッサ」の変種とみられ、感染すると、パソコン内にある主要なファイルが削除される。また、メールを受け取った人の電子メール住所録を参照して、登録されている全員にウイルスに感染したメールを送る。
コンピューターウイルスの対策ソフト各社は、自社のホームページで、このウイルスを検知できる修正ファイルの提供を始めた。
対策ソフト大手のシマンテックによれば、日本での被害は確認されていないという。
(19:26)