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05/25 18:46 サリン生成方法を研究か オウム女性信者が2年前 社会82 #01
共同
オウム真理教(アレフに改称)の女性信者(32)が一九九八年
春ごろ、サリンの生成方法を研究したとみられることが、警視庁公
安部が押収したこの信者の手帳の分析などから二十五日までに分か
った。
手帳には松本智津夫被告(45)=教祖名麻原彰晃=への帰依を
示す記述もあり、公安部は地下鉄サリンなど一連の事件後もサリン
への関心を持った信者がいたことを重視、背景を調べている。
教団側は「(信者は)公判対策のために資料を収集しただけで、
サリンをつくろうというものではない」と反論している。
(続) 000525 1846
[2000-05-25-18:46]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/25 18:47 サリン生 社会82 #02
手帳は二十枚程度のものが二冊。サリンの生成過程で生じる副生
成物の化学式などが記され、海外のホームページでサリンに関する
論文などを検索した形跡も残っていたという。
公安部によると、女性信者は一九九三年十月に入信、松本サリン
事件直後の九四年七月に出家した。関西の有名国立大工学部の高分
子化学科に在籍したことがあり、サリンについてかなりの知識を持
っていたとみられる。
今年二月には知人に「サリンは簡単につくれる。以前、サリン工
場で働いていた」などと話したという。
(続) 000525 1846
[2000-05-25-18:47]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/25 18:47 サリン生 社会82 #03
手帳は、松本被告の長女(21)が四月下旬、銃刀法違反の現行
犯で逮捕された際、車内の後部座席から見つかった。女性信者は三
月中旬まで長女と行動を共にしていたという。
教団をめぐっては、九七年一月に破防法の規制請求が棄却され、
九八年ごろから活動が再び活発化していた。
(了) 000525 1846
[2000-05-25-18:47]