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INTRODUCTION
人類と地球が歴史的な大転換期を迎える今、私たちは国境を超えた地球市民としての自覚に基づき、新しい時代を創造する必要に迫られています。
近代社会を貫く無限の拡大発展の思想が、皮肉にも「地球」という偉大なる生命との間に深刻な摩擦を生じ、人類の生存を根底から脅かし始めています。今、歴史は重大なターニングポイントに直面しており、人類一人ひとりは、過去と未来に生きる全ての生命に対して責任ある思考と行動とが求められているのです。
地球環境破壊、人口爆発、民族紛争の激化など、これら21世妃の人類の存続を危磯に陥れる問題群は、それぞれが深層において繋がりを持っています。そして、実はこれら人類が直面する根本的な諸問題に取り組む過程そのものこそ、私たちが新しい意識の段階へと向かい、新たな文明を拓く入口でもあることを強く認識しなければなりません。我々が目指す真に豊かな社会を創造する営みを、個々人の意識の覚醒を第一ステップとし、時代を変える潮流へと育てて行かなければならないのです。
ここに「地球と人類の共生社会の創造』を根本目標に置いた市民運動を展開し、人類一人ひ とりの幸福と世界平和の達成を祈念し、地球市民会議を発足させるものです。
代表 小田全宏
地球と人類の共生社会の創造
◆政治 「地球蘇生国家」の創造
◆経済 「生命循環経済」の確立
◆教育 「ホリスティックな人間教育」の普及
1.研究/提言活動
第1研究部門「環境問題」
第2研究部門「人間教育」
第3研究部門「政治経済システム」
◇フォーラムの開催
『GCFレポート』発行
『地球市民白書』発行
2.教育・啓蒙活動
◇地球市民会議の理念普及と研究成果の報告
ワークショップ・講演会の開催
◇政治リーダーの養成
3.基本理念実現のための実践活動
地球市民会議の理念を実現するため、全国の会員による草の根活動を展開
◇政治参加プログラム(公開討論会の開催)
◇理念を共有できるホロニック・ネットワークの創造
一、 地球市民は、自己の利益を超えて、地球と全人類の未来に対して責任を持つことを自覚します。
一、 地球市民は、民族や国家の多様な伝統、文化、宗教を尊重し、違いを認めあう調和ある世界を理想とします。
一、 地球市民は、個の幸福が本質的に全体の幸福とつながっているものであり、自らの意思と行動がすべての源であることを自覚します。
一、 地球市民は、人類の幸福と世界の平和に貢献すべく、日々学び自ら学び自ら成長し続けることを理想とします。
一、 地球市民は、すべての生命の源である大自然への畏敬と感謝の心を持ち、地球上に存在するあらゆる生命とのつながりを自覚します。