Tweet |
商工ローン最大手の日栄(本社・京都市)と、債権取り立てを担当する子会社の「日本信用保証」(同)が、貸金業規制法違反容疑などで逮捕された社員4人=いずれも公判中=を解雇していたことが25日、明らかになった。日栄は法人としても同法違反容疑で書類送検されており、社員の解雇は、検察当局の刑事処分を控え、会社としてのけじめを示す狙いとみられる。
4人は日栄松山支店の社員1人と、元日栄社員で日本信用保証社員の3人。強引な債権取り立てをしたとして、昨年11月から今年3月にかけて、警視庁、大阪府警などに同法違反容疑などで逮捕された。解雇はいずれも24日付。
日栄広報部は「就業規則では、正当な理由なく会社の指示に従わず不当な行為をした場合、処罰することになっており、規則に基づく処分」としている。 【中村 一成】
[毎日新聞5月25日] ( 2000-05-25-21:10 )
★トカゲの尻尾は辛いのう。