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総選挙結果について 投稿者:発行人 矢野穂積 投稿日:06月29日(木)01時28分42秒
総選挙の結果がでました。
東村山が含まれる東京20区(東久留米・清瀬・東村山・東大和・武蔵村山)は、
東京唯一の小選挙区現職議員・大野由利子が、
3万5千票の大差をつけられて、撃沈され、落選しました。
私たちが、95年以来の目標のひとつとしたものが、ついに実現したわけです。
なにしろ、公明は、中選挙区の時代を含めて、30年以上にわたって、
この地域で衆院議員の議席を維持してきましたから、創価信者のみなさんの衝撃は
口では表現できないほどで、家に引きこもってるもの、顔をあげられないで俯いて
歩くもの、目を覆うががごとき惨状で、信濃町幹部に見せてあげたい気持ちに襲われます。
こつこつと、東村山市民新聞を発行し、市民の皆さんにS関連情報を提供し続けた結果だと
自負しております。というのも、東村山だけで、公明・大野は1万5千票も引き離されている
のです。
公明・大野が、大敗し、ぽっと出の民主党36歳候補に9万人を超える有権者が地滑り的大量得票
させた最大の原因は、次の点です。
選挙戦も折り返しにかかった17日には橋本龍太郎、19日には亀井靜香、23日には野中、
24日には、森、扇、神崎の3名が、このちっぽけな街にやってきて、公明・大野の応援に声を張り
上げたことが、大野大敗の最大の原因となりました。
なぜか?
これら公明の意のままに動く自民党幹部らの姿は、公明に支配された自民党の実態を浮き彫りにし
ただけでなく、ナチスの独裁支配を無党派層に強く連想させ、強い危機感を抱かせたからにほかな
りません。その証拠に、この東京20区は、東京ではもっとも投票率が高かったからです。
ところで、有権者は、公明・大野に対して「Oh!No」と言っただけでなく、
ちょうど森田健作とまったく同じで、公認がとれす、無所属で立候補した自民籍・清水清一朗候補
に対しても、森田健作とはおお違いで、自民亜流候補としてしかみなかったようです。
理由は簡単で、清水候補が政教分離も創価・公明批判を全然せず、選挙公報にすら一言もかかなか
ったからです。
これに対して、36才民主党氏は、少なくとも「特定の宗教団体に支えられた政権では日本の改革
はできない」と選挙公報に書いたのが、有権者の判断材料となったようです。
清水候補は、白川勝彦議員と同じ加藤派でしたが、白川議員とはまったく資質が違っていただけで
なく、清水候補の選対本部長は、倉林という創価に近い自民都議で、落選街道を驀進する清水候補
のこのような態度を改めさせないで放置したことも、大きな敗因のひとつとなったようです。
清水候補は、前回、千票差の次点で全国一位の惜敗率でしられましたが、今回は、2位にもなれ
ず、政治生命を失う結果となりました。
きわめて残念なことに、「政教分離を貫く会」代表の白川勝彦議員が議席を失う結果となりました
が、政界の流動化はすでに始まっており、つぎの総選挙は4年を待たずして、おこなわれるはずで
す。白川さんには試練を乗り越え、捲土重来を期していただくとともに、白川さんが復帰するま
で、私たちが頑張って、つないでいく必要があるように思います。
みなさまのご支援をお願いいたします。
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