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eグループ「落選運動」から以下のようなメールが届いたので紹介します。
私の住むK町という町の議会(定数14人)で町長ら特別職の給与と議員の報酬の
引き上げ案が賛成多数で可決されました。
引き上げ幅は町長で月6万、議員で月1万と大きくはないのですが、世間では未
だに不況の影響で、リストラや給与の引き下げ、ボーナスカットは当たり前。
正直、なぜこの時期にという気持ちが強いです。
もっとも町長や議会もそれなりの実績を上げていれば納得できますが、町長は就
任一年目、議会もこの春、選挙があったばかりです。
町では高齢化や産業基盤の整備など問題が山積しているのに、現在の町執行部と
議会は何ら具体的な方策を示していません。
こりゃ、ちょっとおかしいんじゃないのと、知り合いの新人町議を訪ねました。
彼の説明によると、給与・報酬の引き上げの提案説明は町の担当者が全員協議会
の場で行ったそうです。
それによると、「今回の引き上げは五年ぶり」「同規模の町村とのバランスを考
えた」と、はっきりとした理由は示さなかったそうです。彼の印象では古参議員
と町側との間で事前に話が付いていたような様子だったそうです。
そのため、納得できなかった彼は、本会議の採決では起立しませんでした。
つまり反対の意志を表明したのです。
反対したのは共産党議員一人と彼を含めた若手の保守系議員の合わせて五人程度
。
結果は賛成多数で原案通り可決されました。
問題なのはこの後です。
本会議終了後、反対に回った保守系議員が議長に呼び出されました。
「お前らいつから共産党に入ったんや。俺の顔をつぶしやがって」。
と、えらい剣幕で怒られたそうです。
彼も新人のため、その場では言い返せずに黙っていたそうですが、「古参議員は
住民の顔を見て仕事をしていない」と怒っていました。