Tweet |
06/28 01:22 ダイヤ不正取引に制裁措置 外信160
【ブリュッセル27日共同】ダイヤモンド密輸がアフリカの紛争
各派の重要な資金源となり、内戦拡大を招いているとされる問題で
、世界最大のダイヤ原石取引市場であるベルギーのアントワープ取
引所は二十七日、禁輸対象のダイヤを不正に取引した業者には、司
法当局への通報などの制裁を科すと発表した。
同取引所は不正取引防止に向け、アンゴラやシエラレオネ政府と
の協力を強化。第三国を経由してアントワープに運ばれた原石の中
に、禁輸対象のダイヤが混入していないか調べるため、鑑定の専門
家を派遣するよう両国に要請した。
国連は今年三月、アンゴラの反政府ゲリラ勢力、アンゴラ全面独
立民族同盟(UNITA)が国連決議に違反しダイヤを密売し武器
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
>
購入の資金源にしているとして、取引地のベルギー政府などに厳し
い対応を求めており、取引所が対策強化に乗り出していた。
(了) 000628 0122
[2000-06-28-01:22]