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回答先: バチカン、「第3の予言」を発表(日経) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 6 月 27 日 16:14:54:
この偽書については色々な噂が立ったものです。やれ、KGBの工作員がバチカンの金庫から盗み出したものだとか、冷戦の最盛期に核戦争を防ぐためバチカンが米ソに送った第3の預言の本文がマスコミにリークされたものだとか。今となってはとんでもないガセネタであることが明白となった「偽第三の預言」ですが、この文章がこれ以上終末論者やリトルペブルなどの異端野朗に利用されることがないように、転載しときます。
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第三の秘密は第三次世界大戦と人類の驚くべき破滅の予言であって、ルチアの厳しい要望によって、一九六〇年まで公表しないことになっていた。ところが、一九六三年十月十五日、ドイツのニュース・エウロバ紙がこれを発表した。ルイス・エメリック記者によると、この秘密書類は一九六〇年、ヨハネ二十三世教皇によって開封されたが、公表は時局にふさわしくないと言うことでまた封じられた。ところが、パウロ六世教皇になって、各国に核兵器が増強され、戦争の危機が高まって来たので、教皇はその世相に心を痛め、指導者の反省を促すために、〉原文を外交的にやわらげて、各国の首脳および司教団に送ったと言うのである。その内容は次のようである。
「二十世紀の後半において、次の大きな試練が人類の上に下るであろう。民は神の恩恵を足蹴にし、各地において秩序が乱れる。国家の最高部をサタン(悪魔)が支配し、世相はサタンによって導かれる。
教会の上部にもサタンが入り込む。殊にサタンは学者の頭を混乱させる。
全人類の大半を数分のうちに滅ばすほどの威力を持つ武器が造り出される。
カルジナルはカルジナルに、司教は司教に戦いをいどむ。
神の罰は洪水(ノアの洪水)の時よりも悲惨である。偉大な者も小さい者も同じく滅びる。
二十世紀後半において大いなる戦争が起こる。腐ったものは堕ちる。堕ちたものはもうこれを支える力がない。
火と煙が降り、大洋の水は蒸気のように沸き上がる。
その艱難によって地上の多くのものが破壊され、無数の人が滅びる。生き残ったものは死んだものを羨むはどの艱難に襲われる。もし最後の時が近づいて、人類が自ら改心しなければ、世の苦しみはいっそう深刻化する。
尊い者も悪い者も、牧者はその信徒と共に世の支配者はその民と共に滅んで行く。
到る処で死が勝利の歌を歌う。荒れ狂った者が凱歌をあげる。彼らは唯一の支配者サタンの配下である。
これらがすペて終わった後、世は神に立ち帰り、聖母マリアは勧子イエズスのあとに従った者の心を呼び起こす。
キリストは単に信じるのみでなく、キリストのために公の場所で、その勝利を勇敢に宣言する人を求めている。よき信徒、よき司祭は彼らの兄弟から軽蔑され、攻撃されるだろう。
隣人に向かって真理の言葉を告げる者のみが真の愛を持っている。」
ヨハネ・パウロ二世教皇は一九八〇年ドイツを訪問して、これについて質問を受けたとき、その事実を認めた解答をしている。
↑以上大嘘。原文の素朴かつ格調有る内容とどれだけ異なっていることか。