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回答先: 敦煌でシリア語聖書発見 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 6 月 20 日 22:07:18:
ははは。大変な勘違いをしてしまいました。
元代を、127-368 と思ってしまいました。
当然、1127-1368 ですね。いやいや大失態です。
この時代なら、シリア文学が最後の一花を咲かせた時期
ですからシリア語資料の存在はそれほど珍しくないですね。
もちろん、
「当時の中央アジアと敦煌のキリスト教の布
教状況を研究する上で、極めて重要な発見だ」
ということに違いはありませんが。
しかし「新約聖書の抄録」という表現が、
気になります。
「抄録」というからには、所謂普通の翻訳
とは違うという認識が示されているわけです。
「ディアテッサロン」原本の一部でしたら、
それこそ大発見ですが、
この時期ですとシリア文学はかなりの文献を生み出して
いますから、どこかの著作の一部で要約された
聖書の内容である可能性もあるわけです。
まあそのうち、Sebastian Brock 大先生あたりが
コメントを出して下さると思いますが。
新華社のサイトへ行って見ましたが、
それらしい記事が見つかりませんでした。
お手数ですが、もう少し詳しい情報がありましたら
御願いいたします。