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04/10 08:33 英国スパイにも労災 傍受しすぎで難聴に 外信12 #01
【ロンドン10日共同】九日付の英日曜紙サンデー・テレグラフ
によると、英国政府の最高秘密情報収集センター(GCHQ)=英
北部グロスター州=は、全世界からの通信、電話を傍受する仕事で
聴覚障害を被ったと認定し、同センターの職員百人以上に対し、一
人最高二万ポンド(約三百三十万円)の補償金を支払っていること
が分かった。
同紙によると、原因は音量調整能力が悪い旧式ヘッドホン。職員
たちは外国からの通信が聞き取れないときは、ボリュームをいっぱ
いに上げなければならないため、耳鳴りや難聴などになった。遠い
外国からの電波はジージーという音など異音を伴うため、被害を増
幅させたという。
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(続) 000410 0832
[2000-04-10-08:33]
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04/10 08:33 傍受スパ 外信12 #02
補償額は総額で年間五十万ポンド(約八千三百万円)を超えてい
る。傍受の仕事にたずさわる職員は約四千人。聴覚障害は進行性の
ものだけに補償額はさらに増える見通しだ。
一九九五年に新型のヘッドホンが導入されたものの、冷戦時代の
最盛期に働いていた職員には遅すぎた措置だった。
(了) 000410 0832
[2000-04-10-08:33]