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05/18 12:38 放射性物質の放出警告 ロスアラモス火災 外信59 #01
【ロサンゼルス17日共同】米ニューメキシコ州の国立ロスアラ
モス研究所の周辺で発生した大規模な森林火災で、同州の市民グル
ープが十七日、同研究所周辺の森林や土壌は放射能に汚染されてお
り、火災により放射性物質が大気中に大量に放出された危険性があ
ると警告した。
同グループの代表で、医師のダン・カーリンスキーさんによると
、同研究所は、一九五○年代に行った核実験などで生じた核廃棄物
をドラム缶に入れて周辺に埋設している。老朽化したドラム缶から
人体に害のあるストロンチウム90やトリチウムなどの放射性元素
が漏れて周辺の樹木や草などに蓄積し、火災により、これらの放射
性元素が放出された可能性が高い、という。
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(続) 000518 1238
[2000-05-18-12:38]
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05/18 12:39 放射性物 外信59 #02
米環境保護局(EPA)が実施した調査では、放射線の量に変化
はなく、問題ないとしている。しかし、カーリンスキーさんはスト
ロンチウム90などの測定が行われていないと指摘。千二百万ドル
(約十三億円)の費用をかけて、監視装置を設置するようEPAに
求めている。
(了) 000518 1238
[2000-05-18-12:39]