医療ミスで死ぬ?小渕哀れ

 
★阿修羅♪   

[ フォローアップ ] [ フォローアップを投稿 ] [ ★阿修羅♪ Ψ空耳の丘Ψ6 ] [ FAQ ]

 
投稿者 うわっ 日時 2000 年 4 月 10 日 23:11:31:

医療ミスで死ぬ?小渕哀れ、
森内閣は実質、公明党内閣だ。組閣を白紙撤回せよ

04/08/00:30-08:37

逃げるな医師団――一人の教授が二人も総理を「殺す」?――

次節の「意外な医師団」をチェックせよ。

6日、森内閣が誕生した。7日にはまるで中味のない所信表明演説を行なった。中味については良い、どうでも。誰でも、森の背後は野中、その権力の基盤は公明党・創価学会だと知っているからだ。中味のない森は、ちょうど良いあやつり人形になるだろう。解散権は、公明党が握ったようなものだ(自民党中堅幹部)。で、公明がサミット前でも可、とOKを出しそうだというのが7日夜までの状況だ。

 そこで、8日朝刊は、6月18日投票をうっている。これが、まさしく創価学会の都合。なぜなら、時期は梅雨で、非自民の無党派層の投票率が下がる。学会団体票の比重が高まる。敵の非自民・栗本慎一郎は、小渕が死んだ病の脳梗塞から奇跡的に復帰してきても、梅雨では体調不良が見込める。キタネえ読みだぞ。

 森内閣誕生のきっかけになった、小渕内閣総辞職は、しかし、法的に無効なのではないか(執筆者はもと法学部教授、つまり私)。なぜなら、2日夜7時に青木官房長官が病室の小渕に会って、口頭で臨時代理総理の任命を受けたと言っているが、これには誰も目撃者がいないのだ。そして、昨日今日出ている医療ミスへの疑問がある。このホームページでも刻々追いかけているが、全国の医師から疑問・批判噴出なのだ。2日午後7時に小渕は本当に話ができたか、全世界に向かって堂々と言えまい。

 で、私も当初の判断を覆さざるを得ない。つまり、2日午後7時には小渕は意識不明だった。意識不明なのに、どうして青木君に臨時代理を頼むよだなんて言えるんだ。意識は本当はなかったのではないか。それも、適宜時期を見計らってそうしてくれと言ったことになっている。そんなことは言えなかったはずだ。

 「検査の結果によっては」という語るに落ちるウソ

 そもそも小渕が言ったと、青木が紹介した言葉がおかしい。『有珠山対策など一刻もゆるがせにできないので、検査の結果によっては青木官房長官が臨時代理の任に当たるように』指示を受けた、と青木は言っている。しかし、私も患者だった。検査の結果なら、自分より先に青木が聞くとは想定しない。先ず自分でも判断が下せると思うものではないか。ここで小渕が「私が意識がなくなったら」とか、「万一のことがあったら」とか言ったというなら分かる。たとえば、私はこのホームページでの闘病記中、私の脳の中からマラカスのような音がしているのに恐怖を抱えたまま、眠り込んでしまうという状況があったことを述べたが、そういうときなら、誰かを呼んで「自分に万一のことがあったら」と頼むのは良く分かる。そしてそういう言い方しかしないはずだ。

 誰が、いったい、「検査の結果によっては」なんて自分の先を読んだ言い方をするというのだ。まるで、青木が去ってしばらくして自分の容態が悪化し、集中治療室にかつぎ込まれて、そのまま意識を失うことを予測しているかのようだ。これは、勿論、予測していたのではない。後から、青木その他が作り出したたウソだからだ。小渕は気の毒にもその時既に昏睡していたことが真実だろう。青木という人は個人的には朴訥な、かつ常識を持つ「いい人」だ。医師の検査というものに素朴な尊敬を持つあまり、ついウソをつくとき、検査の結果と、万一の場合とをごちゃごちゃにしたのだ。でも、その本人だって、もし小渕や私のような患者の立場に立ったら、「検査の結果によっては」なんて言いはしないはずだ。検査の結果だけなら自分でも分かるからだ。だから、この青木によるブリーフィングは、語るに落ちたウソである。ウソをついているつ図って証拠である。野党はしっかりそこを突きなさい。あるいは、私に民主党の時間を譲って質問させなさい。

 午前1時に順天堂医院にかつぎ込まれた小渕は、まだ意識もあり、口も利けた。そうだろう。中程度(せいぜい!)の右脳の脳梗塞だったから。中程度とは私のそれと同じだ。ただ、梗塞の起きた場所が問題で、私の場合、かなり危険な場所だったから、医師に心配をかけたのだが、小渕前総理の場合、そうでない可能性のほうが高かったろう。つまり、総理職の継続は無理でも、私程度には復活できたはずだった。そしてホントは私より軽かったのではないか。

 ところが、医師団は先ず状態を大雑把に捉えるのにより適しているCT(コンピュータ断層撮影)をとらずに、いきなりMRI(磁気共鳴画像)をやった(らしい)。MRIでは、超直後には脳のどこをやられたか分かりにくい。CTでも似たものだと言えばそれまでだが、それをやらなかったというのは理解できない。こちらの調査では、どうも担ぎ込まれてから17―18時間後以降にCTを撮ったらしい(と言うのも、医師団が露骨に逃げているから、らしいになる)。これも非常識だ。

 とにかく、そのMRIによって中程度の脳梗塞だとなった。そこに血栓があったから、血栓溶解剤を使ったというのだ。これが安易だ。血栓溶解は、年令とか、健康でないサイドの血流の40パーセント以上維持されているかとか、様々なチェックの後行なわれる。なぜなら、血栓の溶解が他の血管を壊す危険性がものすごくあるからだ。

 で、とにかく日本には脳卒中治療センターのようなものがなさ過ぎる。早急に整備すべきだ。血栓溶解もそうすれば、問題はない。これが、実はもう一つの問題だったのだ。これだけ重大な病気なのに。

 中程度の脳梗塞で脳死になる(またはなりそうだ)という状況は、先ず絶対に生まれないものだ。これ、常識。医師たちは、よほどのことでも他の医師の医療の批判をしない。どこかで、自分も危ないかもしれないとの危惧を普通は持つし、一般的にって医療態勢の問題もあるからだ。だが、今回は、表現に気を使っているものが多いにしても、ほとんどが順天堂医院を糾弾しているかに見える。このホームページのリンク集にある医療サイトを参照せよ――そこにどうも順天堂側からの書き込みがきているのも、今回の医療事件のおかしさを示すようだ。

 で、何よりも、血のつまりには血栓と塞栓があって、心臓から送られてくるのはしばしば塞栓であって、今回の場合、塞栓だと疑うのが自然だ。ところが、塞栓の場合、血栓溶解剤はタブーということになっている。塞栓症では血栓溶解剤は禁忌で、使うと出血性梗塞を起こしやすいことに常識だ(が、、最新のノウハウに基づき、細心にやれば良いことは良いらしい…脳卒中の治療最前線”http://www.ne.jp/asahi/ueda/stroke/ここに血栓溶解の解説もあり)。それをあっさりやっちまったとすると「読売新聞」5日朝刊が「血塊とかす薬・賭けた医師団」というコラムで書くのとはまったく違って、ぜったいに大間違いの可能性が高い。このドジは、勿論、単純な診断ミスがもとである。

だまされた読売(5日水朝刊)――明らかなウソ、伝えさせられる

 読売は医師団が危険は一応知りつつ、ハイリスク・ハイリターンを狙ったと書かされている(これは リークしてもらってお礼に書いたか、だまされたかだ)。多分、人の良い記者がだまされたのだろう。だって、誰がどう考えても、ハイリスク・ローリターンが予想できたはずだからだ。

 さらにこの読売の記事には、明らかにリークに基づいてるなとバレバレになる一項目がある。「使用する薬は最近一部で使い始めたtPAが効きがいいとされるが、脳梗塞での使用を国が認可しておらず、「国が認めていないのに、首相に使えるわけがない」と、別の薬になった」という一節である。記者さん、これは完全にリークに踊らされて書いたよね。これは明らかな嘘であり、順天堂側の自己弁護の記である。なぜなら、tPAは脳梗塞に使って注入しても一向に構わない、ただ、保険の適用がないだけというのが「事実」だからだ。つまり、これを取材して書いた記者なら逆に分かるだろう。ここらで既に医師団側は、知識のない者(それがほとんどだ)を対象に、自己合理化のリーク作戦を開始しているのである。

 首相を危篤に追いやっておいて、記者会見もせずにリークでエセ世論をつくろうなんてふざけている。

 読売よ。今度はそこを追いたまえ。記者諸兄姉、わがホームページのリンク集医療部門をチェックのこと。

臨時代理総理、臨時代理不可能

 かくて、2日午後7時には小渕前総理は既にひどい脳内出血により意識混濁ではなかったか。だから、青木が臨時代理総理になったというのは、法的根拠が崩れるのではないか。そのもとに集められた閣僚の辞任願いはそこでは処理できないのではないか。

 だから、それを受けて「成立した」森内閣は、ラグビーで言えば、ボールがパスされた時既にデッドになっているボールだった。まず小渕から青木へが、反則のスローフォワードだ。そして、そのパスを受けた森の位置は完全にオフサイドの位置だった。

 なぜなら、森は、総裁選で次点でも次々点でもなかった男だ。総裁選を争ったのは、加藤であり、山崎であった。この意味でオンサイドなのは、加藤、山崎である。森はオフサイドだ。しかし、その森を押したのは、自公連立のキイ、公明党であった。かつて新進党でやっていたように、公明党は多数党が割れている時、鉄の団結を持ってある一方を支持することによって勝たせ、そこで思うままの権力を握ろうとする。これが常套手段なのだ。新進党の時は、小沢一郎がなんだかんだと言って、結局はどこかで公明をチェックする構えもなくはなかった。だが、森内閣の自民党は、もはやずるずるの公明主導内閣になったのである。

 国民は、森にオフサイドを宣し、アメフト並みの罰退を要求せねばならない。

 一方、株価はこのところ2万円台が維持されている。あとは公明党のOK次第で解散という構造になったことは、既にあちこちに書いた。だって、ここに来てサミット自体が森には重荷だ。公明もそうである。だからここで、公明OKである。ただし、いろいろ言いますよとといういつも以上の注文だ。反自公連立派への嫌がらせ、締め付けが予想される。いよいよファシズムへの道だ。04/08/8:37




フォローアップ:



  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。