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回答先: 東海地震の震源域で3年前から「静穏化現象」 投稿者 全文 日時 2000 年 5 月 16 日 21:34:41:
10 05/15 14:59 読: 大地震「中北部」が危ない
読売新聞ニュース速報
大地震の恐れが指摘されている
糸魚川〜静岡活断層のうち「山梨
県内の南部区間は、大地震切迫の
中部区間とは直結せず」と電研。
巨大地震想定の防災対策の必要
地域は松本中心の中北部区間か。
[2000-05-15-14:59]
11 05/15 14:44 読: 糸魚川・静岡線活断層、危険は「中北部」
読売新聞ニュース速報
本州の中央部を南北に切り裂くような形で存在し、大地震の恐れが指摘されている糸
魚川―静岡構造線活断層系(全長約百四十キロ)のうち、山梨県内を走る南部区間の約
三十キロは、大地震が切迫している中部区間とは直結していないことが、電力中央研究
所などの十五日までの調査で明らかになった。
南部区間が単独で大地震を起こす恐れがなくなったわけではないが、マグニチュード
(M)8級の巨大地震を想定した防災対策が必要な地域は当面、長野県松本市を中心と
する中北部の区間に絞られそうだ。
同断層系の危険性については、阪神大震災を契機に発足した政府の地震調査委員会が
一九九六年九月、「現在を含む数百年以内にM8程度の地震が発生する可能性が高い」
との評価を初めて発表した。
だが、地震を引き起こす断層区間は確定できず、「断層系中部の北端にあたる牛伏寺
(ごふくじ)断層を含む区間」とだけ説明していた。とりわけ、山梨県北東部に入る南
部区間については、過去の地震の記録がまったくないため、危険性も未解明のままだっ
た。
そこで、電力中央研究所のグループは九八年秋、南部区間の四か所で、断層を横切る
溝を掘り、過去に断層がずれた痕跡がないかどうかを調査。その結果、中北部に比べる
と断層の動きはかなり遅く、大地震の間隔が長いことが判明した。
中北部の断層は過去に何度か、一斉に動いて大地震を引き起こしたと考えられている
が、南部の断層はその際、動いた痕跡は見られなかったという。グループでは、この調
査結果から、南部は中北部とは別に活動する断層とみている。
地震調査委員会では、同活断層系全体が動いた場合には、その長さから最悪M8・5
の地震を想定していたが、中北部の活断層による地震となれば、それよりも多少小さく
なりそうだ。
昨年、同研究所から東大地震研究所に移って調査結果を分析した遠田晋次助手は「中
北部と連動する恐れは低くなったが、万が一、南部区間で大地震が発生すると、人口の
多い甲府盆地に大きな被害が出る。南部が単独で活動する可能性については、さらに調
査が必要だ」と話している。
[2000-05-15-14:44]