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回答先: バスジャック関連《町沢静夫》医師の謎…… 投稿者 陰謀王子☆彡 日時 2000 年 5 月 16 日 06:09:00:
<少年法改正案>衆院法務委で本格審議 廃案は確実(毎日新聞)
取り扱いが二転三転した少年法改正案の本格審議が12日、衆院法務委員会
で始まった。ただ、同法案の処理は今国会の残り日程から物理的に不可能で、
廃案は確実。与野党ともむしろ、高速バス乗っ取り事件など少年による凶悪犯
罪が相次いでいることを受けて、「6月総選挙」に向けて党としての取り組み
姿勢をアピールすることに重点がある。この日の審議も、刑事罰の対象年齢の
引き下げなど法案の実際の中身と離れた発言が目立った。
今回の改正案は少年審判に検察官の立ち会いを認めるなど審判のあり方を見
直す内容。だが、質問のトップに立った自民党の杉浦正健氏は刑事罰の対象年
齢の引き下げを議論の正面にすえ、「16歳未満は刑事処分を受けないという
ただし書きを削除すべきだ。中学生でも、刑事法廷に引っ張り出すべきだ」と
迫った。
自民党にはもともと、少年犯罪には厳罰化が必要との意見が強い。村上正邦
参院議員会長は8日の政府与党連絡会議で、西鉄の高速バス乗っ取り事件につ
いて「米国では犯人の射殺を含めて的確な処理を行う」と述べたほど。杉浦氏
は最後まで法案については素通りだった。
刑事罰の年齢引き下げの問題は保守党の安倍基雄氏もメーンに取り上げ、
「18歳未満は死刑にならないと言う人もいるが、人を殺したら自分が死なな
くてはいけない」と述べた。自由党の西村真悟氏はさらに、匿名報道の見直し
を要求。これに対し、社民党の保坂展人氏が「社会の中で体験のないまま出所
すると、再犯が高い」と反論、「各党討論」の装いさえ帯びる局面もあった。
一方、公明党の倉田栄喜氏は年齢引き下げ問題とは一線を画したものの、
「今指摘されている犯罪は少年法改正だけで済まされる問題ではない」とし、
少年問題への対応のあり方といった抽象論に終始した。
今回の改正案は99年3月に国会提出されたが、公明党や野党に反対論が根
強く1年2カ月もたなざらしだった。今国会も審議入りを見送る予定だったが、
名古屋市の少年グループによる5000万円恐喝事件を機に審議入りムードが
高まり、その後商法改正案審議を優先させる方針が示されるなど、取り扱いが
コロコロと変わった。
高速バス乗っ取り事件が後押しする形で審議入りはしたが、次回以降は総選
挙が迫り全委員の日程がつかないため、各党代表者による小委員会に形式を変
えて審議続行の体裁は取る予定。今月末に少年犯罪の抑止に向けた決議を行い、
法案は日の目を見ずに終わる見通しだ。
[毎日新聞5月12日] ( 2000-05-12-19:28 )
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000512/dom/21000000_maidomm075.html
> 「16歳未満は刑事処分を受けないというただし書きを削除すべきだ。
> 中学生でも、刑事法廷に引っ張り出すべきだ」
まあごもっともだがわが国は国連の「子供の権利条約」などというご立派な
ものを批准している。
http://www.unicef.or.jp/kef/ke.html
もしこの発言のまま法律が改正されたら日本は第三世界の国々同様「人権侵害国クラブ」の仲間入りだ。
よってこの発言は法案成立を前提にしたものとは思えない
政治利用の点取りという側面がミエミエだ。
さらに言えば継続審議という型にしておけば次期国会では修正を加えた型ででも
法案成立にこぎつけられる可能性は高かったのだが一度審議入りしてそれで廃案
となればそれでおわり。また一から法案を組み直さなければならない、これでは
いつどういう改正ができるかも定かではない。
本気で少年法改正に取り組む気があるのかすら怪しいと言える
もっともメディア様が子供と単なる殺人鬼やサイコパスを混同して報道してくれた
おかげで20歳台では99%(!)が少年法の改正を望んでいるとなると
本当に改正なんてしないでその状況を長く楽しむのが得策なのかもしれんけど
政治的にはね