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[ニューヨーク 15日 ロイター]
米マイクロソフトは、同社の人気インターネット・ブラウザ(閲覧ソフト)に欠陥があり、ハッカーが“クッキー(ワールド・ワイド・ウェブ・サーバーのユーザー管理システム)”に侵入し、電子商取引サイトで取引をトラックしたり、実施するために利用する要注意ファイルを盗む可能性があることを認識している。
米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が伝えたもの。
それによると、この欠陥により、ハッカーは、時にはクッキーに内包されていたり、クッキーを通じてアクセスできる要注意データに比較的容易にアクセスすることができるうえ、この欠陥が、同社の2つの最新版ウェブ・ブラウザを利用する極めて大多数の人々に影響する可能性があり、懸念される、という。
同社の2つのブラウザの利用者は、ウェブ・ユーザーのほぼ3分の2を占める、という。
WSJ紙は、同社のセキュリティ部門責任者スティーブ・カルプ氏が、「間違いなく攻撃されやすい点だ」と語った上で、問題をすぐに修理する意向を示した、と伝えている。