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はたらく おぢさん こにゃにゃちわ
わたくしはあるユニオンショップ制を採っている青系の中規模企業にいます。
ユニオンショップ制に関して思う処があって投稿しました。
その制度は企業側と従業員側との交渉窓口を一本に絞ることで、
企業経営にとっても、また従業員にとっても、互いに得る利益の
ほぼ最大値が得られそうな制度でありましょう。その理由はこうです:
もし組合結成の自由と権利が、それ自体を目的としている外部につながった不心得者によって、外部機関の代理闘争手段として濫用されてしまったら、どうなるでしょうか。
最悪、乱立した組合組織の対立や分裂に乗じてバラバラに自暴自棄の要求とストライキを連発して、遂には組合間の闘争にまでエスカレートすること自体を目的化していくかも知れない。
本当に知りたい実際の会社情報が錯綜して口汚い罵声にかき消されてしまうでしょう。
何よりも肝心の製品の納期厳守に大きな損害と会社信用の失墜を与えてしまいかねません。
その意味では確かにユニオンショップ制度の存在意義は、そうでしょう。
わたしにもそれが解らないつもりはありません。
でも、それだったらその組合が労働者の一人として加入に値する組織どうか、を
組合の活動を見て検討する自由と権利を保障してほしいと思うんです。
もし自分にとっての労働雇用条件にひどく不満足で妥協不能な点があった場合、
組合にそのネタを取り込まれて場合によっては会社にゴネまくる義務まで労働者に課すんでなく、さっさと会社を辞めるという労働者側の選択の自由すらも、
なぜ保障されないんでしょうか。
組合に加入する権利だけでなく、
組合に加入しない権利も誤魔化さないで保障してほしいです。
だが組合の中にそんな事を言い出す者は、普通いるわけがない。
しかしそれこそが対称で公正な労働者人権の保障のはずじゃあないんか。
それと、それらそういうルールこそ雇用契約時にきちんと明文化してほしい。
これからの企業と労働者にとって、最低限のルールだ、とは言えないんか。
ユニオンショップ制度下での組合への強制加入押しつけは本当は違法ではないんか?
わたくしが所属する会社では組合のくだらない話を延々聴くだけのために、
残業時間を削って何十分もじっと座っていなければいけないという義務を、
「みんなで話し合うから」と2週間に1度くらいは強制的に押しつけられます。
メールすれば読む時間3分で済むのに、です。
その分ますます非効率に何時間も残業時間が伸びて、帰宅がずっと遅くなります。
その上、「組合活動に熱心だった者は、昇進に有利」とか!
まるで高校のクラブ活動か、飼い殺しのペットみたいです。
ただでさえ仕事の進め方をあれこれ案じながら、仕事漬けで皆が疲れ切っています。そこへ、聞きたくもない組合バックの政党スローガンを無理矢理押しつけに吹き込まれていくなんて、苦痛だし思想信条に対する巧妙な洗脳か拷問の一種とすら言えなくないでしょうか。
わたしたちは目の前手一杯の仕事以外に、組合バックの政党にも、政治にも、そんな関心ないのに「日の丸君が代押しつけ反対!」をそれこそ無理矢理労働者に押しつけないでください。迷惑です。
この厳しい不況の中でも、
はっきり言ってわたくしのところの組合は無能で何の役にも立っていません。
よその会社ではどんなですか。
そういう組合加入が雇用契約時に知らされないのになぜか強制的で、そればかりか
もっと許せないのは組合の金融機関に無理矢理強制的に「貯金」として天引きさせられているという点です。それこそ完全に違法と違いますか!?
そういう明らかにおかしな部分こそがいつまでもそのままになっていて、
法律はどうして労働者のこういう旧態依然の権利侵害から保護してくれないんかと思う。
わたくしの知り合いのある有名企業では、
労働組合は交渉の場を通した建設的で実務的な提案や協議に徹しています。
そういう会社では従業員の定着率も意欲も高く、この不況の中でも会社は社員を信頼して一丸となって団結し、職務に専念していると聞き及びました。ですから、わたくしたちも企業との間にそうした前向きの関係を築こうではありませんか。
組合は理性的に企業側との交渉を執り行う組合像をわたしたちに示し、
誰からも踏みにじられる事のない労働者の自発的な納得と信頼を得る組合、
そんな労働環境に向けた法の前進を熱望しています。
(;^^)/ノ☆ 拍手ぱちぱち
5.16 畑羅毛悪辞惨 参上!(スプレー書き)