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05/09 23:09 外国人はアチェから退避を 独立派ゲリラが警告 外信112#01
【ジャカルタ9日共同】インドネシア・アチェ特別州の独立派ゲ
リラ「自由アチェ運動」(GAM)のスポークスマン、シャフプト
ラ氏は九日、アチェに滞在している日本人など外国人は、安全のた
めアチェから当面退避するべきだと警告した。
アチェ独立紛争をめぐっては、政府とGAMが今月十二日にジュ
ネーブで停戦覚書に調印する予定だが、同氏は「われわれは停戦を
順守するが、政府側が国軍などをコントロールできるかどうかは五
分五分だ。政府側が停戦を破れば、より大きな戦争になる恐れがあ
り、外国人の安全を保証しきれない」と述べ、外国人が紛争に巻き
込まれる危険性を指摘した。
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北スマトラ州メダンの日本総領事館によると、アチェには現在、
石油業界関係者、学生ら四人の日本人が滞在している。
一方で、シャフプトラ氏は「停戦が守られた場合、独立の是非を
問う住民投票実施要求など平和的な運動を強化、アチェ問題を解決
する」と指摘、「独立が達成されれば、外国人は自由にビジネスが
できる」と強調した。
アチェで頻発している米石油会社エクソンモービルへの襲撃事件
については「この会社から゛用心棒代″を取るために、国軍がやっ
ているのだろう」と述べ、GAMの関与を強く否定した。
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