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回答先: 東京歯科大学市川総合病院眼科病棟入院体験記 主治医は手術後を新米に任せてアルバイトに専念 投稿者 全文 日時 2000 年 5 月 07 日 00:22:22:
医療事故調査:6割超える看護婦が「ニアミス」報告書
6割を超える看護婦が過去1年間に医療事故や、事故すれすれの「ニアミス」
の報告書を書いたことがある――。東京医療関連労働組合協議会(赤尾関恵子
議長)がまとめた看護婦(士)に対する「医療事故アンケート」の中間報告か
らこんな実態が浮かんだ。原因に「人手不足」や「多忙」を挙げる看護婦が多
く、事故が相次ぐ医療現場の危機感を反映する結果になった。
調査は先月、同労組加盟の病院・診療所の看護婦(准看護婦、助産婦、保健
婦を含む)1万3000人を対象に個人記入方式で実施。第1次集計として今
回、約5300人分の回答を分析した。
その結果、62・7%の看護婦が、この1年間に事故報告書や「ニアミス」
報告書を書いた、と回答した。
アンケートでは具体的なミスの内容は聞いていないが、調査を担当した看護
婦らの所属病院の報告書から▽看護婦が交替する多忙な時間と重なり、指示さ
れた脳圧低下の薬剤点滴を忘れた▽同じ名字の別の患者に抗生物質を投与して
しまった▽手術中に1本の針の行方が分からなくなった――などの例があった
という。
一方、「医療事故が減らない一番の原因」を尋ねたところ、集計済みの約2
000人の看護婦のうち66・2%が「人手不足」「多忙」「疲労」など労働
条件を挙げた。調査にあたった看護婦は「マニュアルはあるが、仕事量が多す
ぎて、チェックしていられないのが現実」と話している。【清水忠彦】