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それにしても「驚き桃の木サンショの木」だなんて、
法務省幹部のコメントは面白すぎる……。
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505 05/08 20:31
週内退去処分が一転拘置
驚く法務省、国際批判警戒 社会123#01
「驚き、桃の木、サンショの木」。東電OL殺害事件のゴビンダ・プラサド・マイ
ナリ被告(33)の拘置を認めた八日の東京高裁決定を聞き、法務省幹部はストレー
トに感想を語った。同省は「出国させないために特別なことをすると、国際的にも批
判されかねない」(幹部)などとして、強制退去手続きを進め、今週中に退去処分を
決定する予定だった。無罪判決後の同省の動きを追った。
関係者によると、入管難民法には、不法残留者などへの強制退去処分は刑事手続き
終了後に執行するなどの規定があるが、同省入国管理局は拘置されていない場合、強
制退去手続きは中断しないと解釈してきた。
この解釈に従い、東京入国管理局は四月十四日、無罪判決で釈放された直後のマイ
ナリ被告を収容し、不法残留の審査に入った。
退去処分になると、同被告はネパールに送還され、控訴審で有罪判決が出ても収監
できないため、控訴して争う方針の検察と同省刑事局は入国管理局のやり方に異論を
唱えた。
しかし、従来と異なる法律の解釈や手続きはできないとの幹部の判断で、入国管理
局の手続きは進んだ。入国管理局幹部は「こちらはこちらの仕事を粛々とやる」と話
した。
検察は東京地裁、同高裁で相次ぎ拘置申し立てを退けられたが、今月一日に訴訟記
録が同高裁に送付されると、三度目の「挑戦」。
担当が高木俊夫裁判長に決まると、ある検事は「これまでに手掛けてきた刑事裁判
の結果からみて、高木裁判長で駄目ならどんな裁判官でも駄目。あきらめがつく」と
漏らしていた。
この日の拘置決定には「すごい裁判所があるものだ」と、ある裁判官も驚きの声を
上げた。