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04/07 18:48 共: 北海道でオーロラを観測 8年ぶり、名古屋大が撮影
共同通信ニュース速報
七日午前三時すぎ、北海道陸別町の北の空に赤いオーロラが現れ
たのを、同町内に設置してある名古屋大太陽地球環境研究所(愛知
県豊川市)の高感度全天カメラが撮影した。同研究所によると、は
っきりとしたオーロラが北海道で現れるのは一九九二年五月以来で
八年ぶり。
太陽活動が活発になり地球の磁場が荒れる磁気嵐(あらし)が発
達しつつある中、オーロラが七日午前一時四十分ごろ、地平線から
約二○度の高さに現れた。高さは地上から約二百―四百キロという
。
高感度カメラはオーロラの光度の強い順に白、赤、黄、緑の色を
表しており、北から東の空にかけてオーロラが広がっている様子が
写っている。撮影時間は午前三時から約四十分間。
太陽地球環境研究所の塩川和夫助教授(超高層大気物理学)は「
太陽活動が活発になると、北海道で一年間に数回、カメラでオーロ
ラを観測できることがある。来年か再来年には太陽活動はさらに活
発化するため、オーロラをもっと見ることができるだろう」と話し
た。
[2000-04-07-18:48]