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04/07 16:08 警戒システム売却に待った 米、中国の購入阻止目指 外信54 #01
【ワシントン7日共同】中国が初の空中警戒管制システムをイス
ラエルから購入する見通しとなり、中国の飛躍的な軍事力の向上を
嫌う米政府が、引き渡しを前にイスラエルに思いとどまるように強
い圧力をかけている。
イスラエルはこのシステムを独自開発したとしているが、米国側
は実質的には米国との共同開発との立場。米国の対外援助支出権限
を握る下院歳出委員会のキャラハン外国活動小委員長が、売却契約
を破棄しなければ、二億五千万ドルの対イスラエル支援を凍結する
と宣言した。
中国が同システムを台湾海峡空域に配備すれば、米、台の空軍力
を大きく脅かすことになるだけに議会も政府支援に乗りだした格好
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だ。
(続) 000407 1608
[2000-04-07-16:08]
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04/07 16:08 警戒シス 外信54 #02
中国の江沢民国家主席が来週イスラエルを訪問する予定だが、引
き渡される同システムを視察するとも伝えられ、米政府は首脳会談
の場でバラク・イスラエル首相が江主席に契約破棄を通告すべきだ
と主張している。
しかし、コーエン国防長官が今月三日のイスラエル訪問でバラク
首相と会談した際には、首相は「米国との同盟関係は大事だが、イ
スラエルは商業契約を守る義務も持つ」と言明して事実上拒否して
おり、米政府は焦りを募らせている。
空中警戒管制システムは複数の敵機の侵入やミサイル発射を早期
に探知して警報するとともに、自国機を指揮・管制する能力を持つ
。中国はイスラエルを長年重要な兵器購入先としており、同システ
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ムの購入は四年前から商談が進み昨年十一月に発表された。
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