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パリ(ロイター)
パリのルーブル美術館は4日、館内のレストラン従業員が行なっている賃金闘争を受け、組合が美術館全体に24時間ストライキを行なうことを呼びかけたため、閉館した。
美術館のスポークスウーマンによると、美術館の従業員でストライキに参加しているのは少数だが、警備隊が入館者を差止めているという。約1万6000人が足止めを食らったと見られている。
レストラン従業員は賃金値上げを要求し3週間ストライキを続けているが、レストランを請け負っているエリオール社との間で合意に達した場合、4日中にも会合を開き、ストライキを引き続き行なうかどうかについて話し合う。組合は、エリオール社の従業員は、5日には平常通り仕事を再開すると見ている。