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ネット上で情報飛び交う バス乗っ取り事件発生後(朝日新聞)
西鉄バスジャック事件が報道され始めた直後から、インターネット上の複数の
「掲示板」で、容疑者を特定しようとする書き込みが相次いだ。匿名のホーム
ページ上には複数の現場写真が掲載され、容疑者の顔がはっきりと分かるものも
あった。
ある掲示板上には、実際の容疑者とは異なる複数の個人名が、住所や通学する
高校名などとともに「真犯人の情報」として掲載された。「早く射殺しろ」「顔
写真を公開すべし」などの投稿が続いた。さらに「学生時代の文集が公開された
らしい」「西鉄を逆恨みした犯行らしい」などのうわさ話も。3日夜には「人質
名簿」と称して8人の個人名が公開されたが、すべてにせの情報だった。
同じ現象は、3年前の神戸市連続児童殺傷事件でも起き、容疑者の逮捕直後か
ら、名前や顔写真がインターネット上を飛び交った。書き込み者はほとんどが匿
名で、海外の接続業者を利用しているケースも多いという。