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4月30日付の英サンデータイムズは、テロリストや国際的犯罪組織によるインターネット使用が急増していることから、イギリスの情報機関MI5が、インターネットを使って国内で送受信されるすべての電子メールやメッセージを傍受できる監視センターを年内に創設すると一面トップで報じた。
同紙によると、英政府はMI5本部内に2500万ポンド(約42億円)をかけて「技術支援センター(GTAC)」を設置。同センターと国内約400社あるインターネットプロバイダーのホストコンピューターとを専用ケーブルで直結することで、国内の電子メールやインターネット上のメッセージをすべて読み取ることが技術的に可能になるという。英国では、以前から捜査機関による通信傍受が認められている。