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05/04 09:31 要員死亡で苦しい対応 国連、シエラレオネで 外信21 #01
【ニューヨーク3日共同】西アフリカのシエラレオネで、反政府
勢力・革命統一戦線(RUF)兵士の武装解除を発端に平和維持軍
・国連シエラレオネ派遣団(UNAMSIL)とRUFが交戦、U
NAMSIL側に死者と拘束者が出たことから国連は苦しい対応を
迫られている。
国連報道官は三日、中部のマケニなどでケニア兵ら七人が死亡、
文民を含む五十人が拘束されたと発表。安全保障理事会も同日、二
日に続いてこの問題で緊急の非公式会合を開催し、RUFの行為を
非難、拘束者の釈放と戦闘の即時停止を求める声明を出した。
(続) 000504 0930
[2000-05-04-09:31]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/04 09:31 要員死亡 外信21 #02
ホルブルック米国連大使は訪問先のベルギーで「事態は容認でき
ない」として派遣要員増強の可能性に言及した。
だがシエラレオネには既に約九千人が展開、二月の安保理決議で
最大一万千人までの増員が決まっている。「コンゴ(旧ザイール)
へのPKO派遣もあり、どうやってこれ以上増やすのか」(国連外
交筋)というのが実情で有効策は見いだせない。
またアナン国連事務総長などが非難するサンコーRUF議長につ
いては「必ずしも彼の指令が末端まで行き渡っていない」(同)と
の指摘もある。
(了) 000504 0931
[2000-05-04-09:31]