なぜ中性子線が?住金和歌山放射線帯び事件の謎

 
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投稿者 眼狐 日時 2000 年 5 月 02 日 15:01:09:

コンテナから検出の放射線、セシウム137が線源か
 フィリピンから住友金属工業和歌山製鉄所(和歌山市)に搬入されたステン
レス廃材の輸送コンテナから、放射線が検出された問題で、科学技術庁は1日、
治療などに広く使われている放射性同位元素「セシウム137」が中にあるら
しい、と発表した。

 コンテナからは、ガンマ線と中性子線の2種類の放射線が検出されている。
日本原子力研究所の専門家がこの日、同製鉄所で調査した。中性子線を出して
いる物質が何かは突き止められなかったという。

 ガンマ線のエネルギーの性質を詳しく調べたところ、セシウム137から出
るガンマ線の特徴が鮮明に見えた。セシウム137は、がん治療用の放射線源
のほか、工業用として金属の厚みやタンクの液量などを調べるためにも使用さ
れている。

 検出されたガンマ線には、カリウム40など2種類の元素が出すガンマ線の
特徴もわずかに見られた。ただし、これらの元素は自然界にも存在するため、
線源から出ているとは言いきれないという。

 原研の専門家は2日も中性子の由来を確かめるため、検査を続ける。科技庁
は「データを検討して、一両日中に結果をまとめ、関係者間で対策を協議する」
としている。

 科技庁は放射性物質を特定するため、コンテナを開けることを提案している。
これに対し、和歌山県や和歌山市は「開けても絶対に大丈夫」との科技庁の確
約がなければ認めない立場だ。

 ステンレスのスクラップを輸入した三井物産金属原料によると、放射線が検
出されたコンテナの中身は、フィリピンのマニラ市とその近郊にある4業者か
ら集めた18.67トンのスクラップだった。

 うち1社は食器メーカーで、新しいステンレスの薄板からナイフなど切り出
した残りのくずが出る。10トン前後を占める。もう1社はタンクや事務用品
のメーカーで、製造過程で鋼板の切れ端が出るほか、新品を納入するときに、
古いタンクなどを下取りしてスクラップに出す。これらが5、6トン分ある。
残りの2社は鉄くず回収業者で、それぞれ1、2トン分あるという。

 三井物産金属原料の水川久夫社長は「放射線を使ってタンクの内容物を調べ
る機器が、古いタンクのスクラップに混入した可能性も考えられる」などとし
ている。(22:45)
http://www.asahi.com/0501/news/national01028.html

”放射線を使ってタンクの内容物を調べる機器”
そんな計測器に遮蔽が困難な中性子線なんか使うわけがないだろうに

住金=JCO ですからね。う〜む



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