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04/28 17:28 18年ぶりに北京里帰り個展 愛新覚羅の子孫、王昭 外信80 #01
【北京28日共同】中国の清朝の愛新覚羅家の子孫で、東京都町
田市在住の画家、王昭(日本名・長白昭)氏(49)が二十八日、
日本へ渡ってから十八年ぶりに初めて中国で゛里帰り個展″を開い
た。個展は北京国際芸苑美術館で五月四日まで。
北京画院会員だった王氏は一九八二年、平山郁夫画伯の絵に感銘
して日本へ留学し、東京芸大で画伯に師事。中国の水墨画と日本の
現代画の手法を合わせた独特の画風を生み出した。
その後、日本国籍を取得し、日本で個展を開いてきたが、「今年
は五十歳を迎え、西暦二○○○年の節目なので北京で個展を開くこ
とにした」(王氏)。
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[2000-04-28-17:28]
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04/28 17:28 18年ぶり 外信80 #02
王氏の母親は、清朝最後の皇帝で満州国皇帝でもあった愛新覚羅
・溥儀の妹、父親は中国の金朝の世宗皇帝から二十七代目の子孫。
亡くなった両親はともに画家だった。
文化大革命中、王氏は九年間にわたって陜西省の農村へ下放され
たが、労働の傍ら創作活動を続けた。
出展作はボタンや梅のほか、富士山や桜など「日中文化の交わり
」を思わせる六十二点。初日は北京の画家仲間や旧友のほか、北京
大学へ留学中の長女、清子さん(20)も駆けつけた。
王氏は「日中ともに私の故郷。友人たちの励ましでこれからも頑
張って良い絵をかいていきたい」と感慨深げだった。
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