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2000年4月25日(火) 22時49分
ジンバブエの状況は”非常に危険”=国連事務総長(ロイター)
[パリ 25日 ロイター] 国連のアナン事務総長は、退役兵らによる白人所有農場の占拠が続くジンバブエに関し、同国の状況は危険であり、処置を誤れば状況はさらに悪化する可能性がある、との見方を示した。
同事務総長はパリで記者団に対し、農場の占拠問題に関して、「非常に危険な状況に対処する必要がある。適切な処置を取らなければ、状況は悪化する可能性がある」とした上で、「緊張緩和を呼びかけている」と語った。
ジンバブエでは過去2カ月間にわたり、退役兵集団による白人所有農場の占拠が続いている。
このため、一部では、経済問題から関心をそらすため、占拠問題をでっち上げているとしてムガベ大統領を非難する声が上がっている。