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04/24 17:10 抵抗根強く闘争長期化 法輪功座り込みから1年 外信23 #01
【北京24日共同】中国の気功集団、法輪功のメンバー一万人以
上が北京の中南海(党・政府所在地)周辺に座り込んで二十五日で
一年。中国政府は昨年七月に法輪功を「邪教組織」として非合法化
したが、一部メンバーの抵抗は根強く、組織壊滅を狙った取り締ま
りは難航している。
中国政府の対外宣伝機関、新聞弁公室の首脳は「法輪功は国際的
な反中国勢力と結び付き、絶えず反中国活動を行っている」と述べ
、海外の中国民主活動家や米国などの反中国勢力との連携に警戒す
る一方、今後も法輪功との「長期的で厳しく複雑な闘争」を余儀な
くされていることを認めた。
北京の天安門広場では二十三日、法輪功メンバー十数人が拘束さ
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れた。中国当局は二十四日、広場周辺に多数の警備車両や制服、私
服警官を配置し、一周年の抗議行動に備えた。
(続) 000424 1709
[2000-04-24-17:10]
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04/24 17:10 抵抗根強 外信23 #02
新聞弁公室首脳は「非合法化以来、ほぼ毎日、法輪功メンバーが
広場付近で騒ぎを起こしている」とし、今年二月の旧正月には約千
人が広場へ抗議に訪れ、四月初めには体に爆薬を巻き付け自爆しよ
うとしたメンバーもいたと指摘した。
また、同弁公室は法輪功愛好者二百万人余り(法輪功側発表は七
千万人)のうち九八%が組織を離脱したと発表した。しかし、香港
の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは、常時二万―
三万人が拘束されているとしており、離脱を拒否する法輪功メンバ
ーの地下活動や抗議行動はなお活発なようだ。
(了) 000424 1709
[2000-04-24-17:10]
04/24 17:12 サリンまくまで待てない 外信27
【ジュネーブ24日共同】中国外務省の劉京・法律顧問はこのほ
どジュネーブで行った記者会見で、日本のオウム真理教(アレフに
改称)のような犯罪への関与が認められない法輪功を中国政府が非
合法化したことについて「日本が自国の法律でオウムに対処したよ
うに、われわれは中国の法律で処罰する。(猛毒の)サリンがまか
れるまで待ってはいられない」と述べた。
法輪功が多くの支持者を集めた背景については、改革・開放政策
による「競争社会」の出現を挙げ「中国人は急速な経済成長と競争
を目の当たりにしているが、これに適応できない人がいる」と説明
した。
(了) 000424 1712
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[2000-04-24-17:12]