グローバル化克服へ決意 温暖化対策で迅速行動を「太平洋・島サミット」

 
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投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 4 月 23 日 10:55:44:

04/22 19:41 グローバル化克服へ決意 温暖化対策で迅速行動を  政治27 #01
共同
 日本と南太平洋諸国会議(SPF)による「太平洋・島サミット
」が二十二日、宮崎市のシーガイアで開かれ、経済開発や環境問題
への取り組みを盛り込んだ「宮崎宣言」と「太平洋環境声明」を採
択して閉幕した。                      
 宮崎宣言は「グローバル化(市場経済の世界的広がり)の大波を
乗り越える決意」を表明。環境声明は地球温暖化を「行動を要する
喫緊の課題」として、積極的な対応を確認した。        
 議長の森喜朗首相は終了後に記者会見。七月の主要国首脳会議(
沖縄サミット)では、情報技術(IT)革命に伴う情報格差、地球
温暖化などグローバル化の負の部分への対処を協議する考えを明ら
かにした。                         
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

(続)  000422 1940              
[2000-04-22-19:41]
続き (改行で次文書 E:終了)

04/22 19:41 グローバ  政治27 #02

 首相は基調演説で「太平洋フロンティア外交」の推進を掲げ、I
T革命に対応するため、情報技術分野の人材育成などに百万ドルを
拠出することを柱とした支援策「宮崎イニシアチブ」を発表した。
 宮崎宣言では、太平洋の島しょ国のインフラ整備の遅れを指摘し
た上で、持続可能な開発に向けた効果的な支援と自助努力の継続の
必要性を強調。放射性物質を積んだ船舶が南太平洋を運航している
ことに関連し、事故が起きた場合の経済的損失について輸送国とS
PFの対話を推進することも明記した。            
 環境声明は、温室効果ガスの排出削減目標を定めた京都議定書の
一刻も早い発効を目指すことで一致。さんご礁やマングローブなど
の保全も訴えた。                      
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

(続)  000422 1940              
[2000-04-22-19:41]
続き (改行で次文書 E:終了)

04/22 19:41 グローバ  政治27 #03

 首相は宮崎イニシアチブで(1)エイズなどの感染症対策に二百
万ドルを拠出(2)研修員の受け入れや技術者派遣で、五年間に三
千人以上を交流―などを提案した。              
 パラオのナカムラ大統領(SPF議長)は記者会見で、SPFの
声を沖縄サミットで取り上げることに期待を示した。      
 島サミットにはオーストラリア、フィジー、トンガなど十六カ国
・地域の首脳が参加。森首相の初めての外交舞台となった。   
(了)  000422 1940              
[2000-04-22-19:41]




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