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04/20 22:36 宮崎で青酸カリ12キロ紛失か 最大8万人の致死量 社会132#01
共同
二十日正午ごろ、宮崎県延岡市大武町のメッキ工場、吉玉精鍍(
吉玉典生社長)から「毒劇物倉庫にあった青酸カリ十二キロ入りの
缶が一缶なくなっている」と延岡署に届けがあった。
同署は盗難の可能性もあるとみて調べる一方で、台帳への記載ミ
スや取引業者の納入ミスなどの可能性もあるとみて関係者から詳し
く事情を聴いている。
青酸カリは○・一五―○・三○グラムが致死量といわれ、十二キ
ロは最大約八万人分に相当する。同社の吉玉安弘会長は宮崎県公安
委員会の委員長を兼務している。
(続) 000420 2235
[2000-04-20-22:36]
続き (改行で次文書 E:終了)
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04/20 22:36 宮崎で青 社会132#02
調べによると、納入業者への代金の支払いに備え、従業員が今月
十五日に毒劇物の管理台帳を調べたところ、台帳に記載されている
保管数量と在庫が一致しないことが判明した。倉庫はかぎが掛かっ
た状態だったという。
吉玉社長ら同社の幹部が二十日にかけて、関係者らから事情を聴
いたが、なぜ紛失したのか原因がつかめなかった。
青酸カリは、電気メッキの作業などに使われるもので、倉庫には
常に青酸カリ二缶前後を保管していた。紛失した青酸カリは未開封
で、純度九九%以上だったという。
(了) 000420 2235
[2000-04-20-22:36]
続き (改行で次文書 E:終了)