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平成12(2000)年4月20日(木)
共産党は日米安保問題とりわけ「日米核密約」説の解明に熱心だ。同党が独自に入手した米外交文書を読むと、日本の国是「核を持ち込ませず」について米側が手を焼いている姿がよくわかる。で、日本側は。礼儀正しいが、マジックミラーの内側に座っている。
国会の党首討論で、不破委員長は「密約文書」を渡し、
その真偽を外務省に確認させよと迫る。森首相は「密約はない」と即座に拒否する。信じたい。もし日米間の密約なら日本はその公表にノーと言ったのでは。「公表された密約」とは何だろう。疑問は残る。
興味深いのは不破さんの口ぶりに「反米」的なところがない。米国の情報公開制度に一目置いているといった印象だった。
*沖縄からの米軍撤退を唱えて結果的に
アメリカの国益に沿った行動を取っている党だから
「反米」的な所がないのは当然。