Tweet |
04/19 19:22 ロ上院が検事総長解任決定 外信98
【モスクワ19日共同】ロシア上院(定数一七八)は十九日、エ
リツィン前大統領周辺の汚職疑惑を追及し、検事総長としての職務
を停止されたままの状態だったスクラトフ氏の解任問題を採決にか
け、賛成一三三、反対一○の圧倒的多数で解任を決定した。プーチ
ン次期大統領が上院に解任を提案した。
前大統領は昨年春以降、三回にわたりスクラトフ氏の解任を提案
したが、上院はいずれも拒否。しかしプーチン次期大統領は一回の
提案で同氏の解任を実現し、新たな政治的な勝利を収めた。プーチ
ン氏は近く新検事総長を上院に提案する予定だが、承認は確実な情
勢。
スクラトフ氏は前大統領の二女ジヤチェンコ元大統領顧問の名も
続き (改行で表示 E:終了)
>
取りざたされたスイスの建設会社と大統領府高官の汚職疑惑、新興
財閥総帥の政商ベレゾフスキー氏の資金洗浄疑惑などの捜査で陣頭
指揮をとったが、前大統領が昨年四月に職務停止処分にした。
(了) 000419 1921
[2000-04-19-19:22]