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04/16 16:24 CIA関与の全体像示す イラン政変の秘密文書 外信52 #01
【ニューヨーク16日共同】十六日付の米紙ニューヨーク・タイ
ムズは、特ダネとして、一九五三年に米中央情報局(CIA)が関
与したイランのモサデク政権転覆工作の全体像を示す秘密文書の内
容を伝えた。
親共民族主義のモサデク首相政権を倒し、パーレビ国王を樹立し
たこのクーデターは、同国王を放逐したイスラム革命を経て現在の
米イラン関係の悪化の遠因となった。
文書は、クーデターを立案し、実行に関与したCIAの当時のイ
ラン担当者ドナルド・ウィルバー氏が書き残した秘史。米国と英国
の情報部が政権転覆で緊密に協力したとしている。
(続) 000416 1623
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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[2000-04-16-16:24]
04/16 16:24 CIA関 外信52 #02
具体的な転覆計画は、CIA関係者が直接、王政復古派の軍部と
クーデターを画策、次期首相候補を選び、共産党の仕業に見せかけ
た爆弾事件を指導するなどしたという。
文書はまた、パーレビ国王が「優柔不断な弱虫」で、クーデター
に参加させるのに苦労したと指摘。作戦は土壇場で、CIAが抱き
込んだ士官の組織したパーレビ支持のデモが成功、モサデク政権を
打倒できたとしている。
ウィルバー氏はクーデター直後の五四年に秘史を執筆、非公開と
なっていたが、コピーをタイムズ紙が入手した。
(了) 000416 1624
[2000-04-16-16:24]
04/16 16:54 差し替え CIA関与 外信52
共X3T299外信52S「CIA関与の全体像示す」(2)完
(1)の9行目「親共民族主義」を「容共民族主義」と差し替え。
(了) 000416 1654
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