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04/16 14:53 ウィンザー公は裏切り者? ヒトラーに協力、と英作 外信42 #01
【ロンドン16日共同】「王冠を捨てた恋」で知られる英ウィン
ザー公はヒトラーの協力者だった―。ウィンザー公が第二次大戦の
開戦直後、ヒトラーにあてた書簡で連合国側の重要な軍事機密を漏
らしたと暴露する本が英国で出版される。十六日付の英紙サンデー
・タイムズが報じた。
英国の作家マーティン・アレン氏の新作「隠されたアジェンダ」
(仮訳)で、ウィンザー公が「フランス軍の防衛線の弱点をヒトラ
ーに伝えた」書簡を発見したと明らかにし、祖国への背信行為を糾
弾している。
ドイツ語で書かれた直筆の書簡は一九三九年十一月四日付。「親
愛なるヒトラー殿」で始まり、退位後に同公が用いた署名「EP」
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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が記されているという。
(続) 000416 1452
[2000-04-16-14:53]
続き (改行で次文書 E:終了)
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04/16 14:53 ウィンザ 外信42 #02
アレン氏は「書簡はウィンザー公と面識のあったスパイによって
ヒトラーに手渡された。ウィンザー公は(ヒトラーを利用し)王位
復権を意図していたのでは」と指摘している。
だが書簡の真贋(しんがん)をめぐっては、筆跡鑑定家の間でも
意見が二分。さらに紙質分析では「偽物の可能性もある」との結果
も出ており、今後も議論となりそうだ。
ウィンザー公はエドワード八世として即位したが、三六年に離婚
歴のある米国人ウォリス・シンプソンさんと結婚するため退位し、
話題となった。
(了) 000416 1452
[2000-04-16-14:53]