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交通違反もみ消しで簡裁
新潟県警の交通違反もみ消し事件で、新潟区検は十二日、公電磁的記録不正作出、同供用罪で、元国家公安委員長、白川勝彦衆院議員の川住和弘元秘書(39)=同県上越市向橋=を新潟簡裁に略式起訴した。同簡裁は同日、求刑通り罰金三十万円の略式命令を出し、川住元秘書は罰金を仮納付した。起訴状などによると、川住元秘書は、スピード違反で摘発された損害保険業 鴨井晃容疑者(45)から相談を受け、知り合いの白川議員の私設秘書 藤巻昭男容疑者(39)=公電磁的記録不正作出などの容疑で逮捕=を通じ前交通機動隊長の大沢紀士被告(60)に違反点数記録のもみ消しを依頼。大沢被告の指示を受けた曽根原望被告(50)が昨年十月、運転管理課のコンピューターを操作し、鴨井容疑者の違反記録を抹消した。
[4月13日 日経]