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[ブエノスアイレス 12日 ロイター]
デング熱や致命的なデング出血熱の流行が、北米、南米全土で21世紀も続き、深刻な問題に発展する恐れがある。専門家らが明らかにした。
デング熱は、1962年の病原菌ウイルスを持つ蚊の撲滅対策でほぼ絶滅したにも関わらず、北米や南米のほとんどの国でデング熱患者が増加している。
キューバ人の専門家 Eric Martinez 氏はブエノスアイレスで開かれた伝染病に関する国際会議で、ロイター通信に対し、「現在の状況が続けば、深刻な問題に発展する恐れがある」とした上で、社会経済状況や公衆衛生サービス、予防、監視対策が必要であると指摘した。
デング熱は、筋肉痛や高熱、頭痛等の症状を伴い、予防薬はない。また、より悪性のデング出血熱は、内出血の症状が現れ、死亡する場合もある。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国におけるデング熱患者は、1997年の36万4945人から98年には74万1794人に倍増した。
★元は「フォートデリック細菌戦研究所」あたりで開発されたものでしょうか。