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04/12 12:18 宇治市が審査申し立てへ データ流出の不起訴に 社会211#01
共同
京都府宇治市で昨年五月、住民データ約二十二万件が流出したこ
とが発覚した事件で、久保田勇市長は十二日、データを持ち出した
男性らを不起訴とした京都地検の処分を不服として、検察審査会に
審査を申し立てる方針を明らかにした。
自治体が、検察処分を不服として申し立てるのは極めて異例。法
律専門家に内容の検討を依頼中という。
同市長は「再発防止の点からも不起訴は納得いかない。条例で個
人情報を保護するには限界があるが、法の不備について問題提起す
る意味合いもある」としている。
(続) 000412 1217
[2000-04-12-12:18]
続き (改行で次文書 E:終了)
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04/12 12:18 宇治市が 社会211#02
男性は一九九八年春、宇治市の乳幼児健診システム作成を下請け
していた情報処理会社のパソコンから、宇治市の住民データを複写
。大阪府の名簿業者に約二十六万円で販売したとして九九年七月、
市の個人情報保護条例違反の容疑で書類送検された。
しかし、同市は当時の市条例を廃止しており、九九年四月に施行
した条例は罰則の経過措置がないため、京都地検は同十二月「条例
切り替えで刑が廃止された」として、男性を不起訴処分にした。
(了) 000412 1217
[2000-04-12-12:18]