半島での影響力回復目指す 3カ国協力はロの構想

 
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投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 4 月 12 日 19:14:44:

回答先: 韓国政府の資金受け入れ 北朝鮮がイワノフ氏に表明 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 4 月 12 日 19:13:28:

04/11 23:59 半島での影響力回復目指す 3カ国協力はロの構想  外信113#01

 【モスクワ11日共同】朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が旧
ソ連時代に導入した産業設備の近代化をロシアが請け負い、その資
金を韓国が負担するという三カ国の協力構想の背景には、南北接近
の゛接着剤″の役割を積極的に果たすことで朝鮮半島で失っていた
影響力の回復を目指すロシアの戦略がある。          
 ロシア政府当局者によると、この構想は二月に訪朝したイワノフ
外相が北朝鮮側に提案したもの。ロシアとしては今後北朝鮮との関
係拡大を通して、米中と並ぶ朝鮮半島での主要プレーヤーの仲間入
りを目指すとみられる。                   
 ロシアは二月に北朝鮮との新基本条約である友好善隣協力条約に
正式調印、関係を正常化した。                
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)

(続)  000411 2358              
[2000-04-11-23:59]
続き (改行で次文書 E:終了)

04/11 23:59 半島での  外信113#02

 しかし、ロシアは財政難のため、中国のように北朝鮮への経済支
援を通じて影響力を行使する余力がなく、影響力回復を図る上で大
きな制約があった。                     
 その意味で、韓国の資金を導入する今回の三カ国協力構想は経済
不振にあえぐロシアの窮余の一策だったが、結果的に南北首脳会談
の下地をつくるというロシアが予想もしなかった波及効果があった
と言える。                         
(了)  000411 2358              
[2000-04-11-23:59]




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