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回答先: 伊、日本は大量移民が必要 労働力補うためと国連 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 3 月 22 日 19:07:19:
まず、今後のわが国における労働の質的変遷を
考慮した分析報告である気配には見えない。
知的労働に従事する専門職はともかく、
わが国での製品輸入代替が利かない単純労働分野の雇用需給関係に
不均衡が見られるのであれば、それはそういう賃金水準が
過度に下方硬直であるためではないのか。
(その他の不利な諸条件についてはここでは除外する)
だからそういう業種の賃金を上げて労働者を獲得し、
それを消費者価格に反映させるのが、自由経済における需要と供給の
「見えざる手」自動均衡作用ではないのか?農業は非常に辛いけれども。
それを、労働そのものの質とは無関係である、外国労働者の所属国籍国の
「国家評価額であるところの通貨価格が安い」という仮想概念を理由として、
外国労働者の輸入にて代替しようとするのは、ちょっと話が違わないか?
外国労働者は輸入製品と同じ「モノ」ではないから、
彼らも彼らの心に従って我々と同じ社会で生活していかなければならない。
彼らのあらゆる思考作用の結果を総て無視する事はできない。それでも、
彼らはより安価な賃金にて、我々がする労働と同じ質の労働を請け負っている。
だったらそれは、それらの国々の経済も通貨価値も上昇しないように放置ないし
積極策では搾取、または計画的に発展抑制させられ続けているという
世界秩序のマクロ管理手法、富の寡占化自体が間違っているからではないのか?
一方で、われわれの国の通貨価値が投機等によって不当に釣り上げられている
結果だとは言えないのか?
われわれの労働価値が思いのままに「世界標準」のレベルに落とされる
時代より前に、まずはそういう不合理な罪から解決を試みるべきではないのか?
低賃金でも働く外国労働者受入れ圧力とされている、
そういう通貨価値という仮想概念に基づいた労働需給関係が成立すること自体に、
私は国家主権の破壊を狙った「非合理正当化」の論理を感じる。
消費者が同等輸入製品にて代替の利かない(主として)サービス産業の
人件費負担すら渋ることが当然視される風潮それ自体を価格競争と称するのならば、
消費者はその結果として市民社会の解体、もっと具体的には
あらゆる宗教や価値規範や言語や人種に由来し、やがて不可避となるであろう
ほかの「先進国」と同様な社会運営コストの浪費と、
社会的な意志疎通の崩壊を経た解決不能な対立と大混乱、暴動、ついには
無意味な憎悪と殺戮を再生産する「普通の国」を望む、という意味なのか。
数字によってでしか管理できなくなる「普通の国」をこの国は目指すというのか。
絶対低コストが最優先すべき凡ての経済指標でありさえするのであれば、
それこそ日本政府の業務原則すべてを、
オウム超激安か、通貨が安い近隣諸国に委託するのが最善ではないか。
(それらの国々↑に一切の中傷の意図はありません・・m(_ _)m・・・)
そして正当な労働報酬としてきちんと業務委託先に所得移転する。
例えばインターネットを用いて日本の国家予算策定作業ごと外注すれば
低コストで済むだろうし、国防も全部低コストのいい加減な傭兵でいいはず。
無駄な日本国民はさっさと輸出して、儲けるために世界各地で戦争を仕掛ける。
ともかく、
そんな市民社会の解体すなわち国家機能の自殺行為を指図をする
国連というのは一体何だ?
そんな亡国の指図と束縛を受けるために国民は分担金を支払わされているのか?
敗戦国日本が国連に一方的に奉仕する、余計に搾取されるという義務が
なぜ一方的に押しつけられているのか?
かと言って、別の方角からこの衰退国家を締め上げる亡国国際化プロパガンダ
「国連において然るべき地位と名誉が認められるよう
今後とも各国に働きかけて常任理事国入りを目指し、
国際社会の発言力を得て、
国際社会に認められる世界の中の日本、ああ日本。(自称愛国の涙)」
なんていう「最高の存在」から一方的に下される賞賛や指図を待つのみの、
主体性のない奴隷願望を肯定する気にもなれない。(憲法の前文並み)
知的な犬根性なんていただけないぜ。犬も食わない犬根性だ。
だから、世界支配のための舞台装置で、ほんの脇役ごとき日本が
「『21世紀世界新秩序』という芝居の台本を書く責任分担の権利を要求する」
なんて子供じみた願望はきれいさっぱりに捨て去り、
せいぜい裏で各国の根回しに奔走するパシリ役か、
ドライな情報収集に徹するべきだと思うが。
その程度が衰退途上の日本とその国民の程度に丁度合っている・・・
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急いで書いたので、あまりにいい加減にてご容赦ください。