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03/19 08:04 放射性物質で行動監視か 旧東独の秘密警察 外信03 #01
【ベルリン19日共同】旧東ドイツの秘密警察だった国家保安省
(シュタージ)が反体制派の行動を監視するため放射性物質を利用
、白血病による死者が出ていた疑いが強まり、ドイツ国内で真相解
明に向けた動きが活発化している。
調査を進めている政府当局者によると、放射性物質は(1)待ち
針にして衣服に忍ばせる(2)磁石にして車に取り付ける(3)液
体にして身の回りの物に染み込ませる―などの形で使われ、何らか
の方法で対象者を追跡していたらしい。
紙幣に染み込ませ、出入りの店を割り出すこともあった。一九九
七年に死亡したルドルフ・バーロ氏の場合は、愛用していた原稿用
紙に放射性物質が仕込まれていた可能性があるという。
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(続) 000319 0803
[2000-03-19-08:04]
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03/19 08:04 放射性物質で行動監視か 旧東独の秘密警察 外信03 #02
二十日発売の週刊誌フォークスによると、昨年五月に元反体制活
動家のユルゲン・フックス氏=当時(48)=が白血病で死亡した
ことで疑惑が表面化。ほかにも著名な元活動家二人が白血病で死亡
していたことなどから、死因に不審を抱いた検察当局が捜査に乗り
出した。
同誌は、ドレスデン近郊のローゼンドルフにある研究所の科学者
が事件にかかわっていたと指摘。二十日発売の週刊誌シュピーゲル
も、放射性物質が同研究所からベルリンの国家保安省に車で運ばれ
たとの関係者の証言を基に、司法当局が殺人容疑で捜査していると
伝えた。
(了) 000319 0803
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[2000-03-19-08:04]