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パキスタンのラホール地裁は16日、子ども100人を殺したとして殺人罪に問われたジャベド・イクバル被告(38)に死刑を言い渡した。同被告はパキスタン史上最悪の連続殺人犯とされ、裁判長は「被告は、公園で被害者の両親たちが見守る中で絞首刑になり、その後、体を100に切り刻んで、被告が子どもたちにしたと同じように酸で溶かされる」と宣言した。イクバル被告は警察で犯行を自白したが、公判で無罪を主張していた。
イクバル被告は昨年12月、「物ごいや家出をした子どもら100人を殺し、遺体を薬品で溶かした」と警察に挑戦状を送った。家を捜索したところ、子ども2人の遺体や酸が入ったつぼ、数十人分の子ども服や靴、児童100人の写真が見つかった。子どもたちは性的虐待も受けていたとみられているが、それ以上の遺体は見つかっていない。
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