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03/16 10:14 「根拠ない」と反論続出 ダイヤ密売で安保理協議 外信27 #01
【ニューヨーク15日共同】国連安全保障理事会は十五日、アン
ゴラの反政府ゲリラ勢力によるダイヤモンド密売問題を協議、国連
決議違反に加担していると複数の国を列挙したアンゴラ制裁委員会
の報告書に対して「根拠があいまい」と各国から反論が相次いだ。
制裁委委員長のカナダのファウラー国連大使は、ゲリラ勢力のア
ンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)がダイヤ取引を禁止した一
九九八年の安保理決議に違反、ダイヤ売却と引き換えに武器を購入
し、アンゴラ内戦が長引く要因になっていると指摘。経由地のトー
ゴなどダイヤ取引に関与したアフリカ諸国に武器取引を禁じる制裁
措置の導入を求めた。
(続) 000316 1013
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[2000-03-16-10:14]
03/16 10:14 「根拠ない」と反論続出 ダイヤ密売で安保理協議 外信27 #02
これにはっきりと賛同したのは、常任理事国では英国だけ。世界
最大のダイヤ取引市場を抱え「密輸を規制する気がない」と゛糾弾
″されたベルギーは「適正に取り締まっており、報告書は現実を反
映していない」と反論。フランスも「他市場との比較もなくベルギ
ー市場を規制が甘いと結論付けている」とベルギーを援護した。
さらにアフリカ諸国からは「UNITAからの投降者の証言に頼
りすぎており、証拠がない」といった批判が相次いだ。
(了) 000316 1013
[2000-03-16-10:14]