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英エジンバラ大学の研究チームは声紋を使って個人を識別する技術の開発を進めており、最終的なテストを行っている。指紋や目の紋様と同等の正確さで個人を確認でき、人間の耳ではほとんど区別できない双子の声も識別することができる。
最終テストが成功すれば来年にもセキュリティーシステムに使われるようになり、銀行口座へのアクセス承認に利用することも可能になる。将来はインターネット上で買い物をする人々を勧誘する仮想的セールスマンの声に使うこともできる。
[日経産業新聞 3/8]
★あらゆる監視の世界が間もなく間違いなく完成するのである。
この声紋の解析パラメータとしては、
一つは発声者の息の出し方や言葉の癖と言った発声の制御に関する情報、
あとは口腔ほか発声経路の物理寸法に関する情報の照合、
の2つにたぶん大別されよう。
さあ、もはや世界のあらゆる電話回線のすべての会話が監視され、
あらゆる個人の会話内容を含めた素行データ、思想データが、
瞬時に世界支配者の家畜管理ライブラリへと無限に蓄積されていく。
もう全能の支配者の監視から逃げる事はできない、絶対服従しかない、のか。
この声紋解析を通した監視に個人レベルで対処するには?
全く不可能ではないとは思うけれど大変そう。
ちょっと余計な心配を1つ。
最近、指紋認識ユニットが安価に販売されるようになり、
セキュリティ関連製品などに手軽に導入されつつあるようだ。
だがもしそういう識別方式を採用した建造物に侵入を仕掛けるとするならば、
パスワードを聞き出したあと、そいつの指を斬ってつまみ上げて、
「ほい!」
とセンサーに載せて侵入しようと試みようとはしないのか。
実際上、それって可能だろうか?
指紋センサーには脈波や体温を検知する機能等が更に必要ではないのか。
これが瞳孔のパターン照合になると、もっと悲惨な事になりそうな気分。